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2008年9月14日日曜日

Visual C++ 2005 Express EditionでBoost C++を使おう!

このページでは主に以下の手順についての概要をまとめてあります。
ただ正直細かい点はあまり覚えてないので省略してたりもします。(^^;


    1. Boost C++ Librariesをインストール
    2. bjamをインストール
    3. Boost C++ Librariesのビルド
    4. VC++2005でのパス設定






1. Boost C++ Librariesをインストール



私は今回SOURCEFORGE.NETからboost_1_34_1.zipをダウンロードして利用しました。
まずはダウンロードしたファイルを展開し、任意のフォルダにコピーします。
ここでは、展開したフォルダを「C:\Program Files\boost」以下に移動しています。
インストール後のフォルダ構成はこんな感じです。
※深いところは省略しています。


C:\Program Files\boost\boost_1_34_1:.
├─boost
├─doc
├─libs
├─more
├─people
├─regression
├─status
├─tools
└─wiki


2. bjamをインストール



またまたSOURCEFORGE.NETからダウンロード。ここではboost-jam-3.1.16-1-ntx86.zipをダウンロードして利用しました。
ダウンロードしたファイルを展開し、任意のフォルダにコピーします。
ここでは、展開したフォルダを「C:\Program Files\boost」以下に移動しています。


3. Boost C++ Librariesをビルド



コマンドプロンプトを起動し、「C:\Program Files\boost\boost_1_34_1」に移動します。
次に以下のコマンドを実行します。


>..\boost-jam-3.1.16-1-ntx86\bjam --toolset=msvc --stagedir=. stage


ビルドに結構時間がかかりますが、これで完了(のはず)です。
正直、文字化けなメッセージがたくさん出てきたので、ちゃんとできてるか心配です。
そのうちちゃんと調べないと。。。


ちなみにビルドされたライブラリ群は、「C:\Program Files\boost\boost_1_34_1\lib」に配置されたようです。


4. VC++2005でのパス設定



最後にVC++2005で利用可能にします。
[ツール]→[オプション]からオプションダイアログを表示します。
[プロジェクトおよびソリューション]→[VC++ ディレックトリ]を表示します。
ディレクトリを表示するプロジェクトから、[インクルード ファイル]、[ライブラリ ファイル]に以下を登録します。



  • C:\Program Files\boost\boost_1_34_1\boost

  • C:\Program Files\boost\boost_1_34_1\lib

これで一通りの設定が完了(のはず)です。
近いうち簡単なサンプルでも作って試してみないと。。。