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2017年12月31日日曜日

Windows Subsystem for Linux を導入しよう

これまでbeta版のBash on Ubuntu on Windowsで遊んでいましたが、Fall Creators Updateで正式版がリリースされたので、そちらに移行してみようと思います。
まずはベータ版をきれいさっぱりアンインストールしてからセットアップします。

セットアップ完了後にアカウントを作成&パスワードを登録したら参照先のリポジトリを変えておきます。
参考にさせていただいたのはこちらのサイトです。
あとこのままだと英語環境のようなので日本語ロケールに変更しましょう。ついでにタイムゾーンも。

$ sudo apt install language-pack-ja-base language-pack-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
$ sudo dpkg-reconfigure tzdata

ここから本格スタートですね。私がubuntu環境でやりたいのは、以下の言語やフレームワークでの開発(のお勉強)なので、そのあたりに必要なものをインストールしていきたいと思います。
  • C/C++
  • Java
  • Scala
  • Play Framework
まずはC/C++ビルド環境から。

$ sudo apt install build-essential
$ gcc --version
$ sudo apt install cmake
$ cmake --version

これで最低限はokです。私が入れたときのgccのバージョンは5.4.0でした。ちなみにcmakeは3.5.1。
次にJava環境を整えます。

$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt install default-jre
$ java -version

デフォルトはOpenJDKのようなのでOracle JDKも入れておきましょう。

$ sudo apt install oracle-java8-installer
$ sudo apt install oracle-java9-installer

$ update-alternatives --config java
$ update-alternatives --config javac

これでJava8とJava9まで入りました。このときのJava9のバージョンは9.0.1でした。
そして今はsbtを入れればScalaもPlay Frameworkも使えるみたいですね。sbtの公式サイトから言われるがままにインストール。

$ echo "deb https://dl.bintray.com/sbt/debian /" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/sbt.list
$ sudo apt-key adv --keyserver hkp://keyserver.ubuntu.com:80 --recv 2EE0EA64E40A89B84B2DF73499E82A75642AC823
$ sudo apt update
$ sudo apt install sbt

これで開発環境が整いました。