このページでは主に以下の手順についての概要をまとめてあります。
ただ正直細かい点はあまり覚えてないので省略してたりもします。(^^;
- Boost C++ Librariesをインストール
- bjamをインストール
- Boost C++ Librariesのビルド
- VC++2005でのパス設定
1. Boost C++ Librariesをインストール
私は今回SOURCEFORGE.NETからboost_1_34_1.zipをダウンロードして利用しました。
まずはダウンロードしたファイルを展開し、任意のフォルダにコピーします。
ここでは、展開したフォルダを「C:\Program Files\boost」以下に移動しています。
インストール後のフォルダ構成はこんな感じです。
※深いところは省略しています。
C:\Program Files\boost\boost_1_34_1:.
├─boost
├─doc
├─libs
├─more
├─people
├─regression
├─status
├─tools
└─wiki
2. bjamをインストール
またまたSOURCEFORGE.NETからダウンロード。ここではboost-jam-3.1.16-1-ntx86.zipをダウンロードして利用しました。
ダウンロードしたファイルを展開し、任意のフォルダにコピーします。
ここでは、展開したフォルダを「C:\Program Files\boost」以下に移動しています。
3. Boost C++ Librariesをビルド
コマンドプロンプトを起動し、「C:\Program Files\boost\boost_1_34_1」に移動します。
次に以下のコマンドを実行します。
>..\boost-jam-3.1.16-1-ntx86\bjam --toolset=msvc --stagedir=. stage
ビルドに結構時間がかかりますが、これで完了(のはず)です。
正直、文字化けなメッセージがたくさん出てきたので、ちゃんとできてるか心配です。
そのうちちゃんと調べないと。。。
ちなみにビルドされたライブラリ群は、「C:\Program Files\boost\boost_1_34_1\lib」に配置されたようです。
4. VC++2005でのパス設定
最後にVC++2005で利用可能にします。
[ツール]→[オプション]からオプションダイアログを表示します。
[プロジェクトおよびソリューション]→[VC++ ディレックトリ]を表示します。
ディレクトリを表示するプロジェクトから、[インクルード ファイル]、[ライブラリ ファイル]に以下を登録します。
これで一通りの設定が完了(のはず)です。
近いうち簡単なサンプルでも作って試してみないと。。。