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2015年9月18日金曜日

ボカの練習で見えるようたの基準

集合時間に雨がちらつきはじめたので、私は少しイオンで買い物をしながら時間をつぶし、紅白戦がはじまるころに練習を覗きにいきました。

相変わらず六年生中心のメンバー構成の中で控えめな感じが否めないですね。
ただそれでもボールへのプレッシャーは以前よりもだいぶよくなってきた気がします。よく走ってもいます。
チームではトップ下からボランチへポジションを移しているので、こういったところは厳しく激しく行けるようになるのは今後にもプラスですね。

さて練習時間ももうすぐ終わりに近づくころ、何気ない一本のパスで思ったことがあります。今日の本題です。

ゴールキーパーをやっていた六年生から右サイドに早いグラウンダーのパスが出ます。
中央よりにいたようたはそれを受けるために右サイドに移動しますが、何故かスルーしてしまいます。そのボールはサイドラインを割って相手ボールになってしまいました。

私はそのシーンが印象に残っていたので、練習後にようたに「どうしてあの場面はスルーしたの?」と聞いたところ、「パスが強かったので自分ではなく、その後ろに味方がいると思った。」とのこと。

そういう発想を持てることはいいことでしょう。出し手の意図を組もうとすることは大事なことです。考えてプレーできている証拠です。ただ、六年生はあきらかにようたを狙ってパスをしていました。(何せスルーしたときに不満げなそぶりを見せましたからね。)そして確かに後ろにも一人味方が走りこもうとしていましたが、まだポジション的には不十分でした。

そのときにふと、ようたの考えるパスレベルの基準がまだ低いんだろう、と感じました。
普段からようたのパスは弱めのことが多いのも、技術やフィジカルの問題ではなく、実はまだ基準自体がレベルアップしていないんじゃないかなと。

どうするとこういうところの成長ができるんだろう。うーん難しい。やっぱり練習から足元へのパスは常に早いボールを心がけることを続けるしかないんだろうか。
もちろん試合では常にパスは強いほうがいいとは限らない、元日本代表ボランチの遠藤選手は強弱を非常に高いレベルで使い分ける。
ただ、まずはしっかりと基準を上げてから、そのあとでそういったアイデアを勉強しても遅くない気がする。

これからもそのあたりをしっかりと伝えるように気を付けてみようと思う今日この頃でした。