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2015年4月27日月曜日

やっぱりボールがキープできないと

やっぱり4年生のころは個の力で勝ってきた印象がぬぐえない。子供なんでそれはそれでありかなと思ってますが、5年生にもなってくるとそうも行かなくなってきている印象がありますね。

ドリブルしても寄せが早くなってきて思うようにドリブルできないですし、ましてや数人に囲まれて数的不利になることが多いのが現実。

そんなことを思ってたときにふと以前ようたの通うスクールで見学をしてたときの練習が頭をよぎりました。(どこだったかなー。レアル?マリノス?ボカ?少なくともシュンスケパークじゃないな。

ということで、ちょっとおさらいしてみよー。
3対1のボールまわしをするのに三角形の線を書くとだいたいの子が以下のような位置に立ちだすと思うんですよね。
でもそうじゃない。
基本的には「各頂点」がそれぞれ外の選手の持ち場ではなく、「各辺」であると。
じゃー、どういう練習かというと、
この図のようにボールホルダーに対して必ず十分な角度でパスコースを作ってあげる。
そして、パスを受けた右側の選手はスペース方向にトラップして出し手との距離を取ります。他の二人の選手は二つ上の図と同様に次のボールホルダーに十分なパスコースを作るためにポジションを取りなおします。

基本これを繰り返している限り、パスミスやトラップミスがない前提ならディフェンダー役に奪われるはずがないんですよね。そう考えると「各辺」をそれぞれの選手の持ち場と考えるこの練習は理に適ってるなーと見ていた当時を思いだします。

ちなみにこの練習、片方がサボると(当たり前ですが)もう片方へのパスコースは狭くなりパスカットされやすくなります。また、これが↑向きに攻める仮定で考えると下がりながらボールを受けることになり、その次のアクションが取りづらくなります。センターバックがボールを持っているときのサイドバックの動きのイメージが分かり易いですかね。
あとサボってる選手には、ボールホルダーがしっかりと声とジェスチャーで開いたポジションを取る指示を出す、という癖を付けてもらうのもいいのかも。

こういった練習でボールホルダーに常にしっかりとパスコースを作ってあげる癖がついてくると最終ラインで多少はボールがまわせるようになるんでしょうね。あとは、中盤より前の選手がディフェンスとディフェンスの間に顔を出して縦パスを受けれるようになると、しっかりとしたビルドアップもできるんでしょう。

と、一人回想に耽ってましたが、とりあえず今度この絵をようたに見せてその当時の練習を思いだしてもらおう。

あと昔こんな書き込みもしてましたね。図を書いてたら思いだしました。
また時間のあるときに練習について考えてみようっと。