毎週恒例今日は区選抜の練習日です。
いつものようにお迎えがてら最後の一時間弱ほど練習を見てました。
それにしても先日グローバルクラスの練習試合を見た直後のせいか、サッカーの質の違いが気になって仕方がありません。足元の技術などはこの際目をつぶるとして、動きの質が大きく異なっています。
日曜日の練習試合ではYC&ACの広いピッチをめいっぱい使ってサッカーをしていました。したがって、自陣から中盤まではどの選手もそれなりのスペースでボールを受けることができるので、しっかりとポゼッションすることができます。見てるほうもどういう攻め手で行くのかを楽しめます。
ようたもそのときはサイドでプレーしていましたが、ボールを受けて前を向く、勝負できそうであれば行く、無理そうであればすぐに戻す、そういうプレーを繰り返していました。
まー、勝負の回数は期待よりも少ないですが・・・。
しかし今日の練習では、広いピッチのせいぜい6分の1程度しか使っていません。その塊がその大きさのまま動いているだけ。
当然ボールを受ける選手はスペースがないため次の展開を考える時間もありません。当然中央は密集しているのでボールを受けるとすでに数人に囲まれて思うようにボールキープもできません。そうなると結局はボールが行ったり来たりしはじめるだけなので、見ているほうも面白くないですよね。
まずきちんとサイドの選手にライン際めいっぱいまで開いてボールを受けるような指導が必要でしょう。そこを徹底しない限り団子サッカーから卒業できません。11~12歳といえばそういうサッカーを覚えなければいけない年代です。
あとサイドの選手が開く意識がなかなか持てないのであれば、ようたなどの中央の選手がサイドの選手に開くように声をかけ続ける、また開かざるを得ないようなパスを配給し続ける。このようなことを継続してチームとしての意識を改革する必要がありそうです。
また当然これでポゼッションを成立させるためには、多少距離を取った場合でも味方の足元に速いパスを出せるインサイドキックの技術が必要です。最低限の技術かとは思うのですがまだまだできない選手も多いですね。
そして、ようたはまだまだ味方選手に動きの指示を出せるレベルにはないようです。グローバルクラスではまわりの中学生が高いレベルでサッカーをしてくれているので、それに合わせているにすぎないのでしょう。もっと自らサッカーを組み立てるためにまわりを動かせるようにならなければいけませんね。
でも逆を言えばみんなこういう伸びしろだらけです。次に選抜で大会に出るときには一回り成長して良いサッカーを見せてほしいですね。
ようたもグローバルクラスで覚えたことを美晴や選抜に還元してチームをもっと強くしていきましょう!