ドリブルと一言に言ってもいろんなシチュエーションでのドリブルがありますよね。
まー、ざっくりとは仕掛けるドリブル。例えばゴール前で目の前の相手をかわしてシュート。またサイドで縦に突破してセンターリング、などなど。
もう一つは運ぶドリブル。中盤で横にドリブルしてパスコースを作ったり。プレッシャーがなければどんどん前に運んだり。
すべてがいっぺんに伸びれば言うことなしですが、ようたにはまず運ぶドリブルをしっかりとマスターしてもらいたいですね。やはりしっかりゲームメイクするには必須なスキルですからね。
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最近は以前に比べてだいぶできるようにはなってきています。市長杯でエース不在のときには「自分が」という思いがあったのか、中盤でしっかりとボールを持ち、サイドに展開してまたバイタルエリアに侵入する。そういうのを繰り返しその試合は得点も取りました。
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で、最近はだいぶできるようになってきつつあったのですが、できる日とできない日のムラが多いのはなぜか。
正直分かりません。
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相手の強さに依存している感じでもないです。では気持ちの問題なのか?それもあるかもしれません。が、それで片付けてしまっては何も改善しません。他には何かないのか。・・・うーん。
分からないので本人に聞いてみました。
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本人的にはやっぱりメンタル面をあげてきましたね。そのやりとりはこんな感じです。
ようた: 緊張して体が固くなってるのかも。
せっかくの本人の意見なので紐解いてみようとさらにヒアリング。
私: この間の原戦や今までのプライマリー戦はそこそこ調子はいいよね?一昨日の試合相手よりレベルが上だけど緊張しないの?
ようた: 原戦のときは○○がいなかったから俺がやんなきゃと思ったから緊張しなかった。(○○はエースのことです) マリノスは普通じゃ勝てないから超頑張った、だからやっぱり緊張しなかった。
そこで一つ不思議に思ったので、
私: あざみ野戦はうまくいかなかったよね?あざみ野も強いじゃん。
ようた: 負ける相手じゃなく勝てると思ってたら、でも先に点取られちゃって…。
確かに力負けした感はなかったですが、なかなかのビッグマウス・・・。
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と、冗談は置いておいて、ようたの話からするとメンタル面でいうと、油断が一番の原因のようです。一度試合の中でうまくいかないなと思ったら短い時間で立て直すのは難しいのでしょう。大人だってそうですから、子供ならなおさらですね。
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なので、ようたには、
私: 戦う前から相手を下に見てはダメだよね。相手をリスペクトして常に全力で向かうようにしよう。
という話をしました。あとはそれを本人がどう感じて実行できるかですね。
ただ、ようたの場合、そういうった油断だけとは思えない・・・。実はメンタル面でいうと他にも思うところはありますが、やっぱり技術的な面からつぶしていくほうが将来につながるかなと私は思っているので、そこも追及していきましょう。
でもこの話も長くなってきたので、また次の投稿で。
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